新釈 四畳半襖の下張り&完全なる飼育 赤い殺意

『新釈 四畳半襖の下張り』
1972年に出版され、その過激な内容から社会現象にまで発展した永井荷風の小説を実写化した問題作。
伝説の官能女優・愛染恭子と、元人気セクシー女優・麻美ゆまがタッグを組んだ官能ロマン。

昭和七年、東京深川。待合「ふじ屋」で芸姑を勤める曽根子は、米問屋・榎屋の御曹司・光三に宴席で一目惚れされる。放蕩を繰り返しながら「理想の女」を捜し求めていた光三は、後日「ふじ屋」の女将に頼み込み、曽根子を一晩買ったのだった。

©2010 竹書房／新東宝映画

『完全なる飼育 赤い殺意』
男と女の歪んだ純愛を描いた、異色のラブストーリー・シリーズ。今作は、まさに真打登場といえる、若松孝二監督がメガホンをとり、シリーズ中、最も衝撃的なラストを生み出す。

不倫相手の夫を殺害し、警察に追われる身となったホストの文也は、逃亡中に怪我を負い、山奥にある民家に逃げ込む。そこで不思議な少女・明子と出会うが、明子は文也を警察に突き出すどころか庇い介抱までするのであった・・・。

※１月は、『完全なる飼育 女理髪師の恋』もあわせて放送。

©2004 セディックインターナショナル／アートポート